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B-10
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このB-10は「B-10 Back Paint Report 」でバックペイントを行ったものである。購入したのはBuzzが立ち上がった93年の秋冬で、私にとって初めてのBuzzでもある。このB-10は保管が悪かったため右の画像にように右腕だけが本来のオリーヴドラブから金色っぽく褪色してしまった。そのため、吹っ切れてバックペイントに至った訳だが、良く考えれば、全体を日に焼いてしまえば良いだけではないか。ということで、今年(1998年)の8月末から10月頭に掛けての1ケ月強のあいだ、24時間出窓に掛けておき、御覧のように褪色に成功した。右下段の画像は、エポレットをめくってみたものだが、灼けたところとそうでないところの色の違いがはっきりと見てとれる。褪色ついでに洗ってもみたのだが、コットン製ということもあり、多少の縮みは出た。しかし、着用感が大幅に変わるといったほどではない。かえって縫製部分には良い感じのアタリを、コットン製のシェルには「クタッと感」を得る事が出来た。また、5年経っているのもかかわらず、着用頻度はそれほど多くないため、北米産ムートンを使用したボアは新品のようだった。洗濯により良い感じが得られるかと期待したが、洗濯後は「おっ!?」と思わせたものの、乾くと柔らかで滑らかな手触りが復活してしまった。ボアの毛先が丸まりアジが出るには、やはり着込むしかないようだ。 気になるジッパーはタロンのMIL規格品を使っている。滑りはお世辞にも良いとは言えないが、そのチープさも雰囲気だろう。また、スライダーには「TALON」と入っているものの、レール下の受け部分は「CANE'S」となっておりマッコイズと東洋の共同企画をうかがわせて楽しい。ライニングはアルパカなのだが、この毛並みの方向が着用時にやや気になる。というのも、毛先が下から上に向かって流れているため、ジャケットの下に来たシャツが、上へ上へとズレていってしまうのだ。特に冬でもインナーはTeeシャツ1枚が多い私にとって、B-10はちょっと着ただけでTeeシャツが上に上がってしまうため着にくいのである。もっとも最近のものはそうでもないようだが。 ともかく、なぜかB-10が好きである。革のジャケットにはない気安さ(気軽さ)と、ナイロン製にはない、人間味をB-10に感じるからなのかもしれない。次に狙うのはB-10の終着駅ともいえる、あのチャック・イエーガーがテストを行った幻のテストサンプル「CODE-382137(REAL McCOY #03 P58参照)」だ。コットンレーヨンを使用したチョコレートブラウンのアウターシェル、G-1のリブなどが異色の逸品である。 |
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