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CODE-382137 (B-10 TEST SAMPLE)
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優秀なパイロットにとって、飛行とは執念以外のなにものでもない。パイロットにとってもっとも大切なこと、それは経験であり、最高のパイロットとは誰よりも数多く飛んだパイロットのことをいう。そして、フライトジャケットは常にその経験の延長線上にある。だから、彼らのそばを片時も離れることなく寄り添う飛行服たちは、いつしかその持ち主たるパイロットの個性を光り輝かせる存在になってゆくのだ。私は、戦時、平時をとおして180機、10,000時間にも及ぶ飛行経験を積んできた。同時に数え切れないほどの飛行服を身につけてきたが、それらの飛行服たちは私にとって、単なる軍の支給品をはるかに超えた存在だった。 1997年、記念すべき音速突破50周年にあたるこの年、私は日本のリアル・マッコイズ社からアドヴァイザーとして迎えられ、その製品を細部まで点検した。そこに見た飛行服たち、それは私にとって長年慣れ親しんだ"旧知の友"そのものであり、軍のオリジナルスペックを見事に復元したものだった。 よって、あなたが今手にしたこの一着が、正真正銘のフライトジャケットであることを私が自身をもって保証する。 ジェネラル・チャック・イェーガー チャック・イェーガーの証言をもとに作られたチョコレートブラウンのコットンレーヨン製のフライトジャケットが、B-10 TEST SAMPLEこと「CODE-382137」である。このモデル自体はテストサンプルのみで消滅し、このようなモデルは正式採用はされなかった。よって、実際に作られた数は極めて少ないだろし、着用したパイロットも限られるだろう。それが「幻のジャケット」とも言われる由縁である。マッコイの98秋冬展示会や予約会では「B-10 TEST SAMPLE」と呼ばれていたが、実際のリリース時には「CODE-382137」という名が付けられた。確かに細かいディテールを見ていくとB-10と呼ぶにはちょっと無理があるかもしれない。どちらかと言えばNAVYのG-1系に近い気もする。アルパカを使用したライニングの装備、エポレット、コットンシャル(正確に言えばこれはコットンレーヨン)などはB-10と共通のディテールであるが、タイトなアーム&ボディ、アクションプリーツ、二段編みのリヴ、腰ベルト(背面)などはG-1系のディテールだ。また、襟ボアは両者共通の装備。ともかく、珍しいジャケットには違いなく、コレクターズアイテム化するのではないだろうか。 着用感だが、アプパカのライニングが付いているためかなり保温性は高い。暖かさのイメージはB-10と同じ感じだ。また、腕がかなりタイトなため、人によっては着用時に違和感を感じるかもしれないが、シルエット的には美しいと思う。ボディもこの後のナイロン系ジャケットに比べるとかなりタイトである。暖かさのイメージはB-10だが、シルエットのイメージはG-1系である また、このジャケットはチャック・イェーガー・カスタムであるため、「C.E.YEAGER」のネームバーとエポレットに革製の大尉章が装着されている。 |
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