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L-2
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春・秋にはもってこいのFJといえば、L-2系である。アウターシェルとライニングの間にウールパイルの入らないL-2系は、薄手であり遮風性はあるものの保温性は低い。そのため気候の良くなる春、まだ寒くはなりきらない秋に羽織るにはちょうど良いジャケットなのだ。 このL-2はマッコイの98秋冬もの。このジャケットの最大の特徴である生地は、それまでのL-2系で使われていたものとはかなり異なり、オリーブドラブのシェル表面はヌメヌメ、テカテカ、ツルツルとかなり異色である。正直言って見た目の高級感は薄い。ヌルテカツルのため、見方によっては安価なFJのシェルにも見えかねない。ただ、実際には薄いもののしっかりとコシのある生地であるため、安価なFJに見られがちな、妙な折り皺や細かな皺などは発生せず、シャル表面には大きく波打つ上品な皺が発生する。その皺がヌルテカツルの生地と相まって微妙な光沢が発生する。さすがにマッコイ、リリースが遅れようとも納得の良くまで作り込まれた成果が見事に現れている。そうそうこのシェル、例えるならば(極端な例だが)マッコイで商品を入れてくれる金色のビニール袋に似ている気もする。 L-2と言う事もあり、L-2Bなどと比べると特に胴回りはタイトになっている。数年前にリリースされたL-2B(Fourth But First)と比較してもタイトで、L-2BのサイズMより、L-2の42の方が小さいくらい。まあ、このあたりはモデルとなった実物やサイズ取りの考え方の違いなどもあるだろうから一概には言えないのだが。ただ、胴回りがタイトなことと、オリーブドラブ(L-2Bはゼージグリーン)のシェルのおかげで、良い意味古臭く見え、このL-2を成功させている。シャルの美しさはもとより、着易さ、着回しの面からもかなり気にいった一着である。 |
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