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DENIME 213を購入した。DENIMEからとうとう発売された「大戦モデル(S501XX)」の陰に隠れ目立たないデビューとなってしまったが、変わり物好きの私が飛びつかないわけがない。当然「旬」の大戦モデルも気にはなったが、人気のためか希望のサイズはなくそちらの購入はならなかった。
LEVI'S 213は、506XXの廉価モデルとして506XXに使わるXXデニムよりも質の落ちるNo.2デニムを使用して1905年にデビューし1943年まで生産されたとされている。1905年の発売当初の胸ポケットにフラップは付いていなかったが、1928年にはフラップが追加された。そのため、このDENIME 213は1928年(以降)モデルであるといえる。また、1928年以前のモデルは胸ポケットがかなり下の方に付けられ、ウエスト部や襟などにもセルビッチが見られたが、1928年以降からはポケットが上方に移動し、セルビッチが覗くのはフロント部だけとなった。
213か506XXかを一番簡単に見分けられるのがパッチである。506XXでは革パッチでが使用されているのに対し、213ではNo.2デニムを使用した製品に付けられる「リネン製パッチ」が付けられている。DENIME 213では、お馴染みのパッチデザインはそのままだがリネン素材に黒&オレンジ印刷で見事にオリジナルの雰囲気を再現している。
その他もNo.2デニム製品に使用されるラッカー塗装が施されたドーナツボタンや、紺糸が追加されたセルビッチも忠実に再現されている。唯一残念なのがスコーヴィル製のシンチ。PL法の関係であろうが、オリジナルの2本針仕様とは異なりM型?となっている。しかし、マッコイズは堂々と再現してしまっているし、他のディテールがなかなかなだけにやや残念といえる。このシンチは自己責任で加工する予定である。
デニム(生地)は213ということもあり、ライトオンスの物が使われている。オリジナルは9ozであるからこれも9〜10ozなのだろうか。ともかくDENIMEの特徴であるザラザラ感は少なくフラットで軽い感じ。どれくらい縮むのか、どんな風合になるのかが楽しみで早速洗濯してみた。
お湯での糊落とし&乾燥機(家庭用)の結果は、着丈、身頃(幅)、袖とも約5cmの縮みとなった。各部分のアタリ、特に袖口やウエスト部のアタリは最高で「さすがDENIME!」と唸らされるものがある。デニムの感触はライトオンスであるためか、DENIME独特のハリはあまり感じられない。しかし、これはデニムジャケットというよりも「ブラウス」であるから、これでいいのだろう。
これから暖かくなってくると、このライトオンスが重宝するはず。この珍しい?モデルがどう育っていくのか非常に楽しみだ。
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