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WARE HOUSE 1001XX (1st Patch)

WARE HOUSE 1001XX

人気のWARE HOUSE 1001XXである。とはいっても、皆さんが慣れ親しんだ1001XXとはちょっと違うのがこの1001XX。これはWARE HOUSEが立ち上がった最初の5ケ月(ということは、1995年10月〜1996年2月?)しか生産されなかったモデルであり「幻の1001XX」とも呼ばれている。
WARE HOUSEがまだメジャーになる前の今から2年以上前に作られたジーンズだが、これは買ったばかりの新品。なんでもWARE HOUSEの倉庫(おぉ、倉庫の倉庫だ!)に眠っていたものらしい。そのため、ジーンズが重なっていたために付いたと思われるシワや学生服に発生するテカリのようなもの(そう言えば学生服もサージですね)も出来ていた。

さて、この1001XXの最大の特徴は革パッチである。WARE HOUSEのパッチといえば、ご存じの「弱そうだが、人の良さそうな牛」パッチが思い浮かぶが、その前にはこのパッチが存在していたのだ。デザインはLevi'sをパロったものであり、Levi'sの「ジーンズを引っ張る馬」を逆にし「馬を引っ張るジーンズ」となっている。そのイラストとその下に書かれた「Crafted With Pradie In Kojima」の出来はイマイチなのだが、「WARE HOUSE AND CO.」は結構好き。
またパッチの縫い付けだが、ベルトループ上部の縫いと一緒に一気に縫い上げている。左側から右端まで縫った後、下に下り下辺を縫った後、上に上がって上辺を左から右へ縫って行くといった感じ。確かフェローズもこの縫い方を採用していたように記憶している。また、オリジナル501XXでも見ることが出来る。

バックポケットは現行の1001XX(おっと、現行は1001ね。)とほぼ同じである。中央でクロスしないアーキュエイトステッチは上がイエロー、下がオレンジで縫われており、左山を高くし、アンバランスさを狙ったデザイン。どうせなら中央をクロスして頂きたいところだが「これがオリジナルだ!」と言われればそれまでである。でも、66モデルやジッパーモデルはクロスしているけどな...。
隠しリヴェットを逃げるように縫われたサイドのステッチングはとても好き。最近のDENIMEはこの湾曲がちょっとわざとらしいのだが、WARE HOUSEは凄くイイ感じである。ただし、アタリを狙ったためと思われる隠しリヴェット部分の膨らみはやり過ぎだと感じる。

生地(デニム)も現行のものとは大きく違っている。WARE HOUSEのデニムといえば、かなりザラザラという印象があるが、これに使われているデニムはザラザラどころか、フラットなのである。ツルツルとはまで言わないが、「えっ?これがWARE HOUSEの生地?」と驚いたのは事実。店には穿き込んだものが置いてあり、それはしっかりと縦落ち(WARE HOUSE独特の粒落ちの形跡あり)していたので、洗うと縦方向に縮み、凸凹感が出てくるのかもしれない。
ミミは現行のオレンジ耳とは異なり、赤ミミとなっている。このミミの縫い代もちょっと狭すぎる。もともとWARE HOUSEの縫い代は狭めだが、これは特に狭い。(端から端で12mm)

一番気に入らないのが、オレンジの糸。まずは太さだが、全体的に太めのような気がする。そして色が納得できない。オレンジがドギツイ(鮮やか過ぎる)のだ。実はこのジーンズ、パッと見の印象が良くなかったのだが、どうやらこの糸の色のせいだと思う。イエローの糸が鮮やかさを抑えたいい具合の色合いなので、さらにオレンジの鮮やかさが強調され、バランスが狂っている。
穿き込んだサンプルを見てさらにがっかりだ。デニムがいい具合に色落ちして良い風合いを出しているのに、オレンジ糸だけは色落ちせず、新品時の鮮やかさを保っているのだ。凄くアンバランス。WARE HOUSEってどうも糸が気に入らないな〜。

パッチ

ポケット

赤ミミ

縫い糸

厳しい事も書いたが、このジーンズは初期のものであり、これをステップとして今日の「勢いのあるWARE HOUSE」が出来上がったに違いない。よって、このジーンズでWARE HOUSEを評価するのは間違いであることを書き加えておく。私、WARE HOUSEは好きである。(まだ新パッチには馴染めないが)

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