Real Jeans Banner

Real Jeans Collections

JOE McCOY S920

JOE McCOY S920

JOE McCOY史上初のジャケットが、1904年に発表されたLot S920でる。このモデル、オリジナルといえるLEVI'Sでいえば213、またDENIMEが作っている213とも似た位置付けだが、JOE McCOYであるから当然独自の仕様を盛り込んだ、泣かせるジャケットとなっている。12オンスの軽い生地はもとより、パーツも鉄製黒塗りのスモールドーナツボタンや、刻印入りラージリヴェットなど、相変わらずの凝り凝り仕様と申し分ない。

パーツ類もさる事ながら、このジャケットの真骨頂は後ろ姿。まさに「バックシャン!」である。相変わらずの2本針のシンチバックル(カタログでは黒塗りとなっていたが、これは塗り無し)も見どころであるが、サイズ44以上は「バックパネル2枚接ぎ仕様」となっているのだ。これは44以上の大きなサイズとなると当時の幅が狭い生地では1枚で背中を取る事が出来ないため、2枚を接ぐことによってそれを補っていたという事を再現したもの。オリジナルでもLEVI'Sの506XXの大きいサイズは2枚接ぎが存在する。また507XXでは、サイドパネルを設ける事によりそれに対応していた。試着した際、42でもいけるのだが、44からのこの2枚接ぎ、縦に走るステッチをみすみす見逃す手はないということで、44を購入し、カンカンに縮ませて着ている。

Patch そして、三つ目の見どころは鹿革パッチだ。鹿革パッチということで、案の定、乾燥機に掛けるとイイ塩梅に縮んでくれた。しかし、鹿革とならばそれで満足はいかない(笑)。ちょっとおふざけで熱湯を掛けてやると御覧の通り、半分以下に縮んだのだ。慌ててちょっと伸して(笑)出来上がったのが右の画像。パッチが大幅に縮む事によりヴィンテージに見受けられるデニムのヨレが発生、後ろ姿の見どころとなってくれた。

以上のように後ろ姿の見どころは上から、(1)パッチの縮みによるデニムのヨレ、(2)2枚接ぎのため縦に走るステッチ、(3)2本針仕様のシンチバックル、とかなり強烈。しかし、(1)(3)は誰でも手に入れられるが、(2)の2枚接ぎはデカい人の特権(笑)。

DENIME 213も薄手のブラウス感覚が結構気に入っていたが、このS920の後ろ姿のインパクトにはちょっと勝てないそう。この秋春は、S920が相棒となりそうだ。

Back  Next Jeans


ReportCollectionsTopicsOthersTop

ALL CONTENTS COPYRIGHT(C) 1997, Shinji Noki
realjeans@msf.biglobe.ne.jp