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WARE HOUSE 1003XX Report
No.1 1997.8.10
WARE HOUSE 1003XXのディテール

好評の穿き潰しリポートが復活した。今回の穿き潰しリポートにチョイスした「WARE HOUSE 1003XX」は、第二次世界大戦中に作られた「S501XX」を最近人気急上昇中のWARE HOUSEが復刻したもの。この第二次世界大戦モデルの詳しいスペックは次回リポートする事とし、今回はこの1003XXのディテールについてリポートする。


最大の特徴、ペンキステッチ

第二次世界大戦モデルの最大の特徴は、ヒップポケットのペンキステッチ。戦争による物資不足から政府(軍?)によってジーンズにも簡素化が要求された。リーバイスの最大の特徴であるアーキュエイトステッチも糸の無駄使いとみなされ、リーバイスはそのステッチをペンキで代用したのである。
WARE HOUSEは、そのペンキステッチを復刻。ただし、様々な文献によるとオリジナルのペンキステッチは本物のスッテチの様に点線?で描かれているようであるが、WARE HOUSEのそれは、1本線である。

リヴェットが省略されたチェンジポケット

簡素化は、アーキョエイトステッチ以外にも及んだ。リーバイスの特許であり、ジーンズを屈強なものとするリヴェット。さすがにそのリヴェットの全数削除はなされなかったが、チェンジポケットのリヴェットは無駄とみなされたようだ。確かに力のかかる部分ではないが、リヴェットの省かれたポケットはちょっと情けない。大戦モデルを見分ける特徴的な部分のひとつでもある。

フロントポケット

フロントポケットの裏地(内布)にも特徴がある。どうも廃布の使用が義務づけられていたようで、1003XXに使われているネル以外にもヘリンボーンなどが使用されてたようだ。
フロントボタンにも安価なものを使うように要求され、月桂樹型のドーナッツボタンが使われている。ただし、オリジナルのものを使用した例もあるようだ。

1003XXの特徴イコール簡素化されたちょっと情けない?ジーンズであるとういのは事実。しかし、それがこのジーンズは駄目だということにはつながらないと思う。歴史的背景が生み出したこの「異端児」がどう成長してくれるのか楽しみである。

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