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WARE HOUSE 1003XX Report
No.17 1998.7.2
アタリ

このWARE HOUSE 1003XXを穿き始めて10ケ月以上が経ち、かなり完成形に近づいてきた。今回は、ジーンズの重要な魅力であるアタリについて検証してみよう。


ベルトループ ベエルトループ

1003XXのベルトループはアタリをより出すため生地の巻き込み数を多くしてあり、ステッチ間に膨らみが出来アタリが出やすい。最近はこの手法を使ったメーカは多く、魅力的なアタリが期待できる。
私の場合、仕事中は椅子に座っているため、ベルトループと椅子の背もたれとが擦れあい、かなり色落ちが進んでいる。

ウエストベルト

ジーンズを穿く時は必ずベルトをしているため、ジーンズのウエストベルト部とベルトが擦れあいアタリが出ている。
ウエストベルト内に隠れている縫いしろが表面に現われこのアタリが出るのだが、オリジナルの501XXやDENIMEに比べるとこの1003XXは少し弱い気がする。特にDENIMEなどは外からは見えないこの部分(縫いしろ部分)を上手く作り込んであり、ジーンズではウエストベルト、ジャケットではやはりウエスト部や袖口に素晴しいアタリが見られる。

ウエストベルト

バックポケット バックポケット

まずは隠しリヴェット部分のアタリだが、この1003XXは過剰とも思われるくらい隠しリヴェット部分に膨らみを持たせてあるため、ご覧のように見事なアタリが出ている。結果として過剰な膨らみのおかげなわけだが、ちょっと大袈裟かもしれないか。
ポケット口のステッチ(本縫い)間にも立体感を持たせてある。そのため盛り上がったステッチ間にもアタリが発生する。このジーンズ、フロントポケット口といいベルトループといい、2本針で縫製されているところはかなり立体感を持たせてあるため、アタリ好きには堪らない。
アタリとは関係ないのだが、洗濯を重ねるうちに、赤タブの色がイイ具合に抜けつつある。これは特別期待していた部分ではなので、嬉しい結果だ。

サイドシーム

66モデルに多く見られるボコボコ感は少ない。どちからと言えば、耳のラインがサラッと出ている感じだ。サイドシームのアタリはヴィンテージジーンズ最大の魅力と言っても過言ではないため、コテコテのボコボコ感を求める方々のは不満の残るところかもしれない。原因は、耳の縫いしろ(WARE HOUSEは結構狭め)、生地のハリの弱さではないか。

サイドシーム

裾

この1003XXは数回の洗濯後に裾上げを行った。すなわち、この裾のアタリは、生(未洗い)デニムからのアタリではなく、数回の洗濯により縮んだデニムを裾上げした結果、生まれたものである。
生デニム状態で収縮率を計算し裾上げを行うのが一番良いには違いないが、洗濯後の裾上げでも穿き込むことによってここまでアタリが出るものだ。

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