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The REAL McCOY 904 Report
No.24 1997.6.22
チャレンジ!自作自慢 Part2

加工後の904

前回からの続きである。明治製菓が開発したジーンズ洗浄加工剤「自作自慢」による加工にチャレンジしたが、結果はご覧のとおり。初めての使用ということもあり完璧な出来とはいえないが、自作自慢のポテンシャルはなかなかといえる。
では、さっそく自作自慢の成果をリポートしよう。

なお、予定では今回で終了のリポートだったが、もう少しリポートしたい事があるので、あと数回おつきあいいただきたい。

ブラッシング

一晩(正確には17時間)自作自慢に浸けたジーンズ。次の行程は色落ちさせたいところのブラッシングだ。
本当は、穿いてブラシをかけたいところなのだが、注意書きに作業時は手袋着用とあるため、断念。風呂場の床にジーンズを広げてブラシをかける。使ったブラシは床やタイル用のナイロン製ブラシで、大腿部を一定方向(上から下)に擦る。ヤリ過ぎが気になったため、強すぎず弱すぎずで10回ほど擦った。

洗濯

製品の説明書に忠実な作業を行う。ブラッシング後、10分程度すすいで脱水。その後、洗剤を使い普通に洗濯する。洗濯機におまかせの第4行程だ。

乾燥

乾燥で初めて説明書にそむいてみる。説明書には「裾を上にして干す」とある。恐らく自作自慢によってダメージを受けたジーンズが縮むのを防止するためと思われるが、別に縮んでも良いと思ったため、いつもの通り裾を下にしての天日干しだ。しかし、別に問題は起きなかった気がする。

自作自慢前後の比較


自作自慢総括

上の比較画像を見ていただいて皆さんはどう感じただろう。はっきりいって劇的な変化は起きていないが、そこそこの効果は現われた。その理由は自作自慢の特性にあると思う。
基本的に自作自慢は脱色剤ではないようだ。その証拠にジーンズを浸しておいた溶液にインディゴは溶け出していないし、ジーンズも色落ちはしていない。自作自慢は酵素の働きにより、糸自体をヤセさせるだけのようだ。そのため、色落ちさせたいところをブラッシングし、色落ち(デニム表面を削る)させなければならない。
というわけで、自作自慢の成功はこのブラッシングにかかってくる。今回は初めてのため結果から見ると、ややブラッシングが足りなかったように思える。しかし、この加減は難しいのだ。なにせ溶液から出したばかりのジーンズは濡れているため、ブラッシングしても色落ちの状況がわかりにくい。そのため安全を考え、結果ブラッシングが足りなくなってしまった。

脱色効果が無いとはいえ、デニムをヤセさせる訳であるから、それなりの色落ちはある。裾がその良い例だ。ブラッシングしていないにもかかわらず、それなりの色落ちはしている。特にムラ糸(染めが浅い糸)にその作用は働きやすいようで、ムラ糸と通常の染めの糸の差がはっきりする、いわゆるタテ落ち効果が現われる。

自作自慢をまとめると、全体的には表面がひと皮むけてムラ糸とのコントラストである「タテ落ち」が自然な感じで発生し、擦ったところは、さらに色落ちが明確に現われる。脱色ではないため、変な色落ちや変色もない。今回は初めての使用ということもあり、完璧とはいい難いが、自作自慢ポテンシャルあり!とみた。興味がある方は、試してみても良いかもしれない。


さて、私と同時期に友人が自作自慢にチャレンジした。その友人は、糊の付いたバリバリの状態からのチャレンジという暴挙?にでた。次回のリポートでは、その結果を紹介する。

明治製菓「自作自慢」のホームページへ

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