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とうとう最終回が来てしまった。前回のフィナーレ1では、904のディテールや通常の使用での変化を総括したが、今回はこのリポートの醍醐味でもあった?加工についてまとめ、リポートのフィナーレとする。
紙ヤスリでの加工について、私は色を落とすというよりも、色落ちのきっかけを与える目的で利用する。というのも、紙ヤスリで色を落とすとどうしても不自然になってしまうからだ。紙ヤスリはあくまでもソフトに使用し、デニムの表面に若干のダメージを与えてあげ、その後の自然な色落ちを促進させる目的にとどめよう。
もっとも大きな反響を呼んだのが、このレザーパッチの熱湯加工だ。ヴィンテージジーンズのレザーパッチは、洗濯や乾燥機、天日干しなどが積み重ねられ長年の歳月をかけて縮み、良い風合いを醸し出す。熱湯加工は、その縮みを一瞬にして得られる荒業。当然パッチへのダメージも大きいが、その効果はダメージを差し引いてもお釣りが来るほどだった。ただし、パッチによっては、全く効果の出ないものもあるのでご注意を。 これまた熱湯加工に負けず劣らず反響を呼んだ。結果から言うと、お勧めだ。作業の仕方によって仕上がりに大きな差が出る。これは、何度か試してコツを掴むしかないと思う。実際に私もリポート時は初めてだったため、満足の良く仕上がりにはならなかったが、2度目に例のArk 0101で試したところ、素晴しい結果を得られた。Ark 0101のデニム自体の良さもあるだろうが、くっきりとしたタテ落ちを手にすることが出来たのだ。ジーンズの表面をひと皮むき、タテ落ちを素早く手軽に得ることの出来る自作自慢はお勧めだ。 27回にわたってリポートしてきた「TYPE904 30'S SUSPENDED WAIST OVERALLS」の穿き潰しリポートもいよいよ終了だ。半年というジーンズを成長させるには短すぎる期間ではあったが、様々なことにトライし、なかなか変化を得られたと思う。このリポートがみなさんのジーンズライフの参考になれば幸いだ。
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