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"FELIX THE CAT" Project Report
No.5 1998.11.17
下絵のトレース

デザインが出来たので、いよいよペイント作業に入る。まずはデザインをプリントアウトし、それをジャケットにトレースする事から始める。

レイアウト ジャケット上にレイアウト

イラストレータで作成したデザインをプリンタで印刷、それをハサミでカットしジャケット上にレイアウトしてみる。これで全体のバランスを見ながらそれぞれの位置を決めていくのである。パソコン上でデザインやレイアウトを決めてはいるが、パソコン上と実際とではやや違うので、この作業は行った方が無難であろう。
実はFELIXとWILD CATはパソコンでレイアウトした時よりも30%大きくしてみた。ややゴチャついてしまう恐れもあるが、スカスカなデザインよりは良いと思ったからだ。また、零戦はまだレイアウトしていない。「WILD AND SLY」の文字とFELIX、WILD CATのペイントが完了した段階で全体のバランスを再度チェックしながら大きさを決めようと思うからである。

マッキー マジックでトレース

レイアウトが決まったところで、下絵をジャケットにトレースする。「MA-1マガジン(平成5年・ワールドフォトプレス社)」において、マッコイズによるバックペイントの描き方講座が掲載されているが、その中では「下絵の裏面にチョークをこすり付け、鉄筆を使って下絵を革に写す」とある。実は初めてバックペイントを行った時はこの方法を知らずにトレース方法に悩んだものだ。で、二回目の時はこの方法にチャレンジしたのだが、どうもシャープにトレース出来ない。
そこで考え付いた方法が「マジックで直に」だ。すでに下絵は形にそって切り取られているわけだから、それの輪郭をマジックでトレースすれば良いわけだ。ジャケットに下絵を固定してマジックでガンガンと輪郭を描いていく。
革にあったマジックの色を選んでおけば、多少のミスも気にならないだろう。例えば今回のM-422Aはマホガニーで濃いめの茶のため、ハイマッキーの黒を使用した。ジャケットが明るめのラセットの場合は、黒だと目立つ可能性もあるので、ポケットフラップの内側などで試してからの方が良いだろう。また、下絵の固定に使うテープも粘着性が強いと革を傷める可能性があるので注意すべきだ。

トレースが完了したら、いよいよペイント作業が待っている。

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