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"FELIX THE CAT" Project Report
No.6 1998.11.20
ペイント -- WILD AND SLY --


塗りはじめ まずは文字から...

さっそくペイントにかかる。画材はA-2のペイントに使ったものとおなじアクリル絵具のリキテックス。(A-2 Custom No.1参照)久々のペイントということで、まずは比較的簡単な文字で筆慣らし。

今回の文字「WILD AND SLY」は、比較的単純なフォントであり、細かい事をあまり気にせず、ガシガシと塗っていける。とはいっても、ペイントに際しての私なりの「コツ」はあり、その方が今のところはイイかなと思っているので紹介したいと思う。

筆の向き 今回の文字は直線が多いというか、ほとんどである。では、その直線の輪郭を綺麗に塗るにはどうしたらいいであろうか?バックペイントの際のアクリル絵具は、水で溶かないでそのまま塗っていく。そのため、粘度が高く、伸びにくい(かすれ易い)のだ。

しかがって、絵具を置くように塗っていくのだが、その塗り方をする場合は右の画像の△印の方法(直線と筆を水平方向に保つ)だと直線の輪郭がかすれ易いし、直線が出にくい。(これは試しにやっていただければ分かると思う。)しかも、M422-Aの革はゴートスキンのため表面が凸凹であり、いっそう直線が出にくい。

そこで、◯印の方法を取る。筆を直線に対し垂直に当て、絵具を置くようにしていくのだ。この方法であれば、あぁ、説明しにくい。とにかく、バックペイントにチャレンジする方は試してみて欲しい。

ペイント表面 あえて、絵具はあまり綺麗に塗らない。時間短縮にもなるし、いかにもハンドペイントの雰囲気がでるからだ。よって完成したペイントの表面は左の画像にようにややムラがある。でもこれのほうがリアルだろう。マッコイズのペイントやプリントは作品として見れば非常に完成度が高いし、魅力的だ。しかしリアリティはとなると疑問が残る。当時の兵士があそこまでの絵心を持っていたとは思えなし、あそこまで美しい(絵が上手い)実物は、まずないだろう。よって、多少言い訳は入るが、ややいい加減なペイントのほうがリアリティがあると感じる。

AVIREXのフライトジャケットは好きではない。しかし、AVIREXのリリースするハンドペイントシリーズは案外イイ味を出している。それはペイントが下手だから。これってあえて当時のハンドペイントの雰囲気をだしているのだろう。これは面白い。買わないけど。

    最後にもう一度ポイントをまとめておこう。

    • 画材はリキテックスのアクリル絵具
    • 絵具は水で溶かずにそのまま使用する
    • まずは簡単な文字のペイントで筆慣らし
    • 筆は直線に垂直に使う(画像の◯印の方向)
    • あえてムラを作り、ハンドペイントの雰囲気を作る

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